2018.12.18 Tuesday

【ダブルダッチ全国プレイマップ 】大阪府 関西大学「mixpackage(ミックスパッケージ)」

こんばんは。ダブルダッチ全国プレイマップ担当のモエです。今、「関西で最も勢いのある大学」だと個人的に感じる、関西大学のダブルダッチサークル「mixpackage(通称:ミクパ)」へ行ってきました。ミクパは、枠にとらわれない自由さとパフォーマンス力で、関西予選を上位で突破し、2017年に「Master creW(マスタークルー)」、2018年に「CapriSe(カプリス)」と2年連続でDouble Dutch Delight Japanへの出場を果たしました。サークル全体としても人数が多く、わきあいあいと楽しんでいる様子が特徴的です。ミクパの強さどのような点から生まれてきたのでしょうか。サークル元代表で「CapriSe」のダイチさんと、現代表のエイスケさんにその理由を探ってきました。

現代表のエイスケさんと元代表のダイチさん

「もう1個、居場所が増える」

「ミクパの特徴は仲の良さです」と話すダイチさん。「僕の代まで人数はそんなに多くなくて、僕のチームも4人チームで発足したものの2人になってしまって(笑)同期のもう一つのチームに入れてもらうことになって、6人チームの『CapriSe』が誕生しました。エイスケの代は嬉しいことに27人も入ってくれたんですけど、いろいろな理由で辞めてしまった子も多くいて。やっぱり、それはもったいないし、悔しかったです」

「ミクパの特徴は仲の良さです」と話すダイチさん

「辞めたくなる子が出て欲しくなくて、僕が代表になった時は、レジュメを作って、お金がかかることや、留学には簡単には行けないことなど少し厳しめに説明しました。それでも、『大学にもう1個の居場所が増えるし、みんなで何かを達成することで大切な絆ができる』こともしっかり伝えました。ダブルダッチには真剣に取り組むけど、遊ぶときはがっつり遊んでいます。うれしいことに、そうして今の1回生は1人も辞めずに頑張ってくれています」とのこと。エイスケさんは、「千葉から上京してきて、新しいことがしたくてダブルダッチを始めました。雰囲気が良く、先輩方も優しく見てくれてすごく居心地良いです。僕の代ではこの雰囲気を引き継ぎながら、もっと多くの人にダブルダッチを知ってほしいなと思っています。そしてもちろん、楽しくやっていきたいです」と意気込みます。

笑顔が素敵な二人です

否定をしない。やりたいことを尊重する

「ミクパで特徴的なのは、『否定しない』という風潮かもしれません。先輩がつきっきりで後輩を教えることはなく、『自分たちのやりたいこと』を尊重しています。先輩にデモを見せても、否定されることはほぼありません。いろんな表現を認め合ったり、できないことを責めたりしないからこそ、いろんなスタイルのデモが生まれるんじゃないかと思います。『自分たちで考えさせる』ことを大事にしていますね。やっぱり、自分たちで考え抜いたパフォーマンスをやりきってほしいと思うので」とダイチさん。

練習を頑張る皆さんの様子が見受けられました

「CapriSe」がこだわったこと。

今年のDouble Dutch Delightの関西予選を1位で通過した「CapriSe」に所属していたダイチさん。ミクパが関西予選を制覇したのは実に8年ぶりでした!「CapriSe」がこだわったことについてお聞きしました。

「僕たちは、それぞれがとてもうまいわけではないけれど、爆発的なアクロバットや軟体技ができるなど『個性がある』人がそろっていました。でも、なかなかその個性を生かせなくて、結果は関西予選まではついてきませんでした。最後のパフォーマンスは、メンバー全員の得意な面にフォーカスを当てて『やりたいこと』を詰込み、『全員が楽しめる』パフォーマンスを意識しました。全員が楽しむことで、お客さんも巻き込めるのではないかと考えたからです。」

関西予選を1位で通過した「CapriSe」



「また、僕たちは縄が上手ではないので、ダブルダッチで勝負したら勝てないけれど、パフォーマンスとして勝負したら勝てるのではないかと思って、『表情』にこだわりました。たとえ1抜けであったとしても、抜けた後の表情を指摘しあう『表情練』を行い、パフォーマンスに一体感が生まれるように工夫しました。そして、最後が拍手で終わって、お客さんの心を掴めるものを作れたら良いなと思い、頑張りました。それが結果として残り、うれしい声もたくさんいただけてやって良かったなあと思います」

夏は表情の練習を頑張ったそうです


いかがでしたか?「CapriSe」の演技は、私も見終わった後には心の奥が熱くなるような素晴らしい演技でした。その演技が生み出されたのも、ミクパの「やりたいことを尊重する」という文化からかもしれません。関西大学の今後に期待です。ダイチさん、エイスケさん、ありがとうございました。