2019.11.14 Thursday

第4回 ダブルダッチのことをよく知ってる人間が考えるダブルダッチの映像が作りたい

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DAICHI

1989年2月7日生まれ。日本体育大学「乱縄」出身。ダブルダッチチーム「Waffle」のメンバーとして、過去にDOUBLE DUTCH CONTEST WORLDを二度制覇。CM制作会社・FOXネットワークス株式会社・株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの3社を経て、現在(2018年6月現在)はスポーツのライブ&オンデマンド配信サービスDAZN(ダゾーン)の映像ディレクターを務める。

日によって働く時間はバラバラですか?

うん、そうだね。会社の出社時間も決まってなくて、一応1ヶ月でこれだけ働きなさいってのは決まってるんだけど、絶対に出社しないといけないわけじゃない。いいもの作って納品に間に合わせれば何も言われないんだよね。会社にもだいたい10時から11時くらいに行くし、家で作業できるときは会社行かないし。「今日家で仕事します」っていうふうに。

“家で作業できるときは会社行かないし。「今日家で仕事します」っていうふうに。”

いいですねえ。

週単位で納品するものを平均2〜3本決めるんだけど、木曜日が納品だから月〜木曜日の4日間で2〜3本作ることになるかな。結構やってみるとしんどい。

そうですよね。30秒のものを?

そうだね。スポーツだからスピードが早い。AXNの時なんかは、海外ドラマを1回全部見て、マーカーを打っていって、見終わったら、マーカー打ったとこを抜いて繋げてって感じだった。けど今の会社だとそれをやってる暇がなくて、見ながら抜きながらハメながらっていう感じで。

足りなかったら見ながら足すっていう感じですか。

そうそう。DAZNはブランディング的に結構シンプルなビジュアルだからあまり凝ったことはしないんだけど、グラフィックも自分で作ったりするし。スポーツってこんなに早いんだって思ったね。
イニエスタが日本に来ることが分かったら、イニエスタのためにみんな動くし(笑)。みんな大変そうだったもん。

ざわついてましたもんねえ(笑)。

“イニエスタが日本に来ることが分かったら、イニエスタのためにみんな動くし(笑)。”

ちなみに休みの日にパソコン触りたいと思うこと・・・

思わない!
※食い気味で

ははは(笑)。

マジで思わない!自分でMacBook Pro持ってるんだけど、全く同じものを会社から支給されてて、MacBook Proが2台あるの。常に持ってなきゃいけないような気持ちになるしさ(笑)。

僕はいま仕事でパソコンを触ることが多くないので、休みの日にパソコン触りたいって欲が残ってるんだと思うんです。でも仕事で映像作ったり、パソコンをガンガン触るようになったら休みの日にその欲が残ってはないだろうなと思います。
以前JOHNさんのお話を伺った時に、「この企画だと誰の話が面白そうですか?」って聞いたんです。そこでDAICHIさんの名前が挙がりました。映像制作の仕事って興味ある子多いと思うし、ビジョンもしっかりしてるしっておっしゃってました。

大きな予算をとってダブルダッチの映像を作れたらいいなって思ってる。

そうねー。自分の最終的な目標は・・・。ちょっと前まではやっぱりRed Bullみたいなところに入りたかった。あのブランディングを活かして、自分がディレクションしたダブルダッチの映像を世に出せたらって思ってたんだけど。

目標が変わってきました?

Red Bullに限らず、大きな予算をとってダブルダッチの映像を作れたらいいなって思ってる。最近レグがいっぱいメディアに取り上げられてるけど、ダブルダッチのことをしっかりやって、本当によくわかってる人が作った映像ってまだあんまりないと思ってて。
反対に今までのダブルダッチの大会で流れる映像では、U-SKさんをはじめ、ダブルダッチのことをよく分かってる人が作っているけど、映像だけのためにすごい大きな予算が組めるわけではない。
だから大きな予算をしっかりとって、大きな規模で、もっと広いところで、おれを含めダブルダッチのことをよく知ってる人間が考えるダブルダッチの映像が作りたい。そのためには自分がもっと実力をつけて、周囲に認められて、ある程度の動きができるようになんなきゃいけない。レグがバリバリで活動してるうちに、そういう作品を1本作れるのが一番の理想かな。

ぜひ見てみたいです。

ダブルダッチの大会ってさ、大きくなりつつあるけど、まだまだいけると思うんだよね。もっといろんな人が見に来きてくれるものにするためには、演出だったり、宣伝だったり、マーケティングを、もっと広く上手くやっていかないといけないんじゃないかなって思ってるから。

はい。

“ダブルダッチの大会ってさ、大きくなりつつあるけど、まだまだいけると思うんだよね。”

今はU-SKさんのサポートという形で大会には入ってるから、その辺もU-SKさんと相談しつつできたらいいな。実際にいろんな人にダブルダッチをやってもらうのがもちろんゴールなんだけど、その前に、より多くの人に知ってもらうのが必要で。メディアやSNSを上手く活用するために、ダブルダッチの映像・写真をもっともっとカッコよく作りたいってのが近い目標かな。単純に個人として良いディレクターになるってことが大きな目標ではあるけど、ダッチに関していうとそれが一番かな。「ダブルダッチ=カッコいい・すごい」っていうイメージをもっともっと広めたい。

おっしゃる通りです。

近々ダブルダッチの映像を1本作る予定なんだけどね。

おっ、そうなんですね!

それがどうなるかわかんないけど(笑)。

詳細は秘密、ですか(笑)?

そうだね、まだオフレコの方がいいかな(笑)。

楽しみに待っていますね(笑)。

(第5回に続く:2018年6月26日公開)

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